前の手順では、C1Chart コントロールをウィンドウに追加しました。この手順では、DataSeries オブジェクトとそのデータを追加します。
次の XAML コードを使用して、タグ内でChartTypeプロパティを Bar に設定します。
ChartType="Bar"
次の XAML コードを使用して、Chart コントロールのデータを追加します。
XAML |
コードのコピー
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<c1chart:C1Chart.Data> <c1chart:ChartData> <c1chart:ChartData.ItemNames> <x:Array Type="{x:Type System:String}"> <System:String>ハンドミキサー</System:String> <System:String>据え置き型ミキサー</System:String> <System:String>缶切り</System:String> <System:String>トースター</System:String> <System:String>ミキサー</System:String> <System:String>食品加工機</System:String> <System:String>緩速調理鍋</System:String> <System:String>電子レンジ</System:String> </x:Array> </c1chart:ChartData.ItemNames> <c1chart:DataSeries Values="43000 40000 20000 41000 15000 30000 13000 50000" AxisX="価格" AxisY="キッチン家電" /> </c1chart:ChartData> </c1chart:C1Chart.Data> |
この手順では、8つの X 値を含む DataSeries を1つ使用しています。各データ値の文字列名を表すために String 型の ItemNames を ChartData に追加しました。いくつかの項目名にスペースが含まれるため、ItemNames に文字列名の配列を使用しました。「手順 1:プロジェクトへの Chart for WPF の追加」の手順4で名前空間を宣言したため、System:String 名前空間を使用できました。新しいデータは、グラフで次のように表示されます。
次の「手順 3:軸の書式設定」では、XAML コードを使用して軸をカスタマイズする方法を学びます。
「その他」タブで、Data(ChartData)を見つけて〈新規作成〉ボタンをクリックします。次のように、ChartData オブジェクトが XAML コードに追加されます。
XAML |
コードのコピー
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<c1chart:C1Chart ChartType="Bar" Margin="108,74,55,66"> <c1chart:C1Chart.Data> <c1chart:ChartData/> </c1chart:C1Chart.Data> <c1chart:C1ChartLegend DockPanel.Dock="Right"/> </c1chart:C1Chart> |
ダミーデータが削除され、まだデータが追加されていないため、C1Chart コントロールの表示は空になります。
〈別のアイテムを追加〉ボタンをクリックして、いずれかの型のデータ系列をDataSeriesCollectionに追加します。[オブジェクトの選択]ダイアログボックスが表示されます。
[オブジェクトの選択]ダイアログボックスでは、作成するグラフのタイプに応じて、グラフオブジェクトの BubbleSeries、DataSeries、HighLowOpenCloseSeries、HighLowSeries、XYDataSeries、XYZDataSeries から1つを選択できます。横棒グラフを作成するには、DataSeries を使用します。DataSeries オブジェクトを選択したら、それは DataSeriesCollection に追加されます。複数の系列を追加するには、〈別のアイテムを追加〉ボタンをクリックできます。
[オブジェクトの選択]ダイアログボックスからDataSeriesを選択して、〈OK〉をクリックします。
[0] DataSeries オブジェクトが[アイテム]パネルに追加されます。
次に各製品の価格を表す値を追加します。プルパティ ウインドウでValue を見つけて、43000 40000 20000 41000 15000 30000 13000 50000 を入力します。終了したら〈OK〉をクリックして、[DataSeries コレクションエディター: Children]ダイアログボックスを閉じます。
XAML |
コードのコピー
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<c1chart:C1Chart.Data>
<c1chart:ChartData>
<c1chart:DataSeries Values="43000 40000 20000 41000 15000 30000 13000 50000"/>
</c1chart:ChartData>
</c1chart:C1Chart.Data>
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XAML コードは次のようになります。
「Data(ChartData)」ノードを拡張して、ItemNamesプロパティを見つけます。名前として、ハンドミキサー、据え置き型ミキサー、缶切り、トースター、ミキサー、食品加工機、緩速調理鍋、および 電子レンジを、この順番で入力します。[Enter]キーを押して戻り、必要に応じて XAML コードに変更を加えます。XAML コードは、次のようになるはずです。
次の「手順 3:軸の書式設定」では、XAML コードを使用して軸をカスタマイズする方法を学びます。
XAML |
コードのコピー
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<c1chart:ChartData.ItemNames>
<x:Array Type="{x:Type System:String}">
<System:String>ハンドミキサー</System:String>
<System:String>据え置き型ミキサー</System:String>
<System:String>缶切り</System:String>
<System:String>トースター</System:String>
<System:String>ミキサー</System:String>
<System:String>食品加工機</System:String>
<System:String>緩速調理鍋</System:String>
<System:String>電子レンジ</System:String>
</x:Array>
</c1chart:ChartData.ItemNames>
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コンストラクタの Window1 クラスで次のコードを追加して、横棒グラフを作成します。
次の「手順 3:軸の書式設定」では、プログラムで軸をカスタマイズする方法を学びます。
プログラムを実行して、以下を確認します。
次のように、文字列値が Y 軸に表示されます。
次の一連の手順では、軸をカスタマイズします。
これで、Chart コントロールへのデータの追加は完了しました。次の手順では、軸を書式設定します。